2020年2月2日(日)エール

明日は、神奈川の公立中高受検だ。いわゆる私立中学受験は昨日の2月1日から本格的に始まっている。自分の教え子含め、すべての受験生にエールを送りたい。

「いい受検になるように。いい受検というのは、合否だけではなく、5年後か10年後か、君たちが振り返った時に、受検して良かったなと思えるような経験。結果は気になるけれど、結果が全てではない。」と、我が生徒には話をした。

期待と不安。どちらが大きい? と問えば、不安と答える。

では、何が不安なのですか。不合格になることですか。

でもね、不合格に対して、それほど不安になることはないんだよ。不合格になっても、両親の愛情は変わらない、友達が色眼鏡で見ることもない。むしろチャレンジした君たちは立派だし、ここまで頑張ってきた努力は消えない。これからの人生を歩む糧になる経験になっているんだ。

さあ、力強く、笑顔で臨もう。

2020年1月13日(月)

第2回調停が昨年末にありました。すぐに更新できなかったので、しばらくたってしまいましたが、その後の備忘録を更新します。

 

第2回の調停は、使途不明金の使い道が焦点でしたが、義母はなんと

・口座からの引き落としは全く知らない

・父は自分で歩いて銀行に行くことは十分に可能であったので、実際にそうしていた。

と、述べてきました。

 

いやいや、全然歩けなかったし、自分でトイレにも行けなかったよね、という状況だったのだけれど、そう主張されると、こちらもそれを証明しないといけない。一気に苦境に立たされました。

 

そこで、一発逆転のために警察署にて相談をしました。預金を引き出したのが誰なのが、ATMの画像を見れば一目瞭然ですし、そのためには警察の力を借りるしかなかったのです。

 

そして、結論から申し上げると、警察から銀行に画像の提供を依頼してくれることになりました。問題は1年以上前なので、画像が残っているかどうか微妙であるとのことです。画像の保存期間は金融機関によって異なるので、これは問い合わせないと分からないとのことです。週末をはさむので、来週に返答がもらえるかどうか、少し時間が欲しいと言われました。

 

・店の防犯ビデオ→店舗保管で、保存期間は意外に短い。半年くらいかもしれないが、店舗に問い合わせてくれるそうです。ゆうちょ銀行の取引履歴は渡したので、取引店舗や日付けなどから問い合わせをするそうです。

・ATMの画像→カード挿入時にATMで自動的に静止画を撮影しているそうです。これは本部のセンター管理なので、センターに問い合わせをしてくれるそうです。静止画なので、動画よりも保存期間は長いと思われますが、保存期間は分かりません。同時にATM周りの動画についてもセンター管理のものは問い合わせてくれます。

 

また、警察に話した内容は以下の通りです。

・私
相続時に整理をしていたら、カードも通帳もないが口座番号の記載があるノートがあり、念のためにゆうちょ銀行で開示をしたら、引落しが判明した。私も姉も節子氏も引き出した覚えはなく、父は歩けない状態だったので下ろすことができなかった。カードや通帳の盗難の可能性もあり、相談したいのですが。

・警察
まず考えられる可能性は、振り込み詐欺ですが、それはなさそうですね。あとは、身内が引き出した可能性。これが一番濃厚だが、だれも覚えがないとすれば、兄弟や親しく面倒を見ていた他人などの可能性はないですか?(父の兄弟の情報を尋ねられたのでお答えしました。面倒を見ていた他人もいなかったと答えました)
次の可能性は、介護の関係で出入りしていた人、ケアマネさんなどの窃盗も考えられますね。

 

結論、まずは銀行に警察から画像やビデオの提供を依頼し、それを見てから、被害届を出すかどうか判断してください、とのことで了解しました。画像に写っていたのが他人なら被害届を出して事件として捜査してもらい、身内だった場合は被害届を出さないという選択もできます、とのことです。

 

さあ、来週には連絡が来ると思いますが、画像が残っているかどうか??

祈るばかりです。

2019年11月14日(木)

本日は弁護士との打ち合わせでした。最近休みがなくて、今日も朝から免許の更新に行って、その後打ち合わせとなかなか忙しい1日でした。

打ち合わせでは、次回の調停に向けた準備資料の確認。平成26年と平成30年の銀行からの引き出しはやっぱり異常な感じです。次回調停では、そこを追求するわけですが、先方がどのように返答してくるのか、という点が注目です。

しかし、まあ、こんな風に調停になったことはマイナスでしかないんだけれど、このことで姉と頻繁に連絡を取ってやり取りをする中で、何か絆みたいなものを感じたことはプラスだったかな。

また、そのままだったら、後妻の使い込みも闇の中だったと思うと、それが明らかになって良かったという事もある。最悪は、後妻の面倒を見ていく中で、介護だったり、老後の施設だったり、色々大変なこともあったかもしれない。そんなアレコレがなくなったことは、良かったのかな。もちろん、本当の母親なら全然いいんだけど、こっそり使い込むような後妻の面倒を何も知らずに見ていくなんて、一番最悪だっただろうからね。

 

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2019年11月9日(土)

ライフログのブログを立ち上げてみた。
もう一つのブログと切り離し、自由に書いていけるように。

in my lifeの方は教育系でテーマをまとめるから、あんまり自由にライフログをかけなくて、なんか不自由だったからね。

さて、最近身の回りに起こったことを徒然に思い出してみよう。

まずは、11月1日の調停だな。やっぱり。遺産相続調停。2月13日の父の死後、よくある義母との相続問題に巻き込まれています。姉と義母との3人で、遺産は1/3ずつ分けなさいというのが父の遺志であり、父も含めた4人の合意事項であったのだけれど、父の死後に義母が急に弁護士を雇って、法定相続分の1/2を主張してきたってのが始まり。

1/3ずつの合意は口頭の話し合いでしかなかったけど、義母とも友好関係は続けていくつもりでいたから、急に弁護士を雇った義母の態度には驚いた。法定相続分と違うのは、養子縁組をしていないから2次相続がないし、何より誰かが多くもらえば仲良くしていくことも難しいから、公平にって思っていたんだよね。今住んでいる家に住み続けてもらっても構わないし、買い物や通院などもできるだけ手伝いたいと姉とも話していた。まさか、こんなことになるなんて夢にも思っていなかった。

人生、何が起こるか分からないよね。そして、人の心というものは分からないことばかりだ。

 実の母は僕が大学を卒業した後に亡くなって、その2年後の再婚だった。まあ、初めは反対もしたよね。あまりに早い再婚に思えたし、どんな相手か分からなかったし。

でも、父は姉と僕の反対を強行突破するように再婚。姉はすでに結婚して家を出ていたし、僕もほどなく結婚して家を出た。それでも正月には実家に集まってみんなで話しをしたり、年に何回かの交流の中で、少しずつ理解しあってきた。そして僕たち姉弟も、父の穏やかな生活を支えてくれる義母をだんだん受け入れてきたんだ。

だから、遺産も仲良く1/3ずつ分ければいいと思っていたし、義母とはこれからも友好的に付き合っていこうと思っていた。

ただ、養子縁組をしていないから、義母の体調に何かあったりして、急に病院に運ばれたりしたときに、手術承諾書にサインしたりとかできないし、っていうような現実的な心配もあった。だから、これから義母が不安なく暮らしていく環境を整えるために義母の親族を紹介してほしいって話をしたのだけど、これがどうにも良くなかったらしい。

何か曲解されて、良くない感じに受け取られた。「死ぬまで私の面倒を見てくれないのね」みたいに受け取られた。養子縁組がないことで生じる現実的な問題点を解決して、安心して老後を過ごしてほしいと思っていたのだけれど、「葬式も出してくれない」みたいに受け取られた。実際には、義母の相続人が葬儀を出すので、僕たちは葬儀を出せないんですよ、出さないのではなく出せないんですよ、という現実的な話をしたのだけれど、老人には受け止めきれなかったのだろう。配慮が足りなかったな、と今では思うけど、その時は悪気はなかったのも正直なところなんだ。

まあ、そんな顛末で、義母は弁護士を雇い、老後の資金の心配を理由に法定相続分の1/2を主張し始めた。父の遺志に背くことを言い出すなんて思ってもいなかったから、ただただびっくりした。

姉と話し合って、どうにも納得はいかないけれど、弁護士が登場した以上は法定相続通りにやるしかないよね、となった。泥試合をしても勝てないことは分かるし、醜い争いをするよりは、これからの人生を胸を張って生きていけるような選択をしようと決めた。父の遺志を大切にしたかったけれど、弁護士には勝てない。

しかし、その後、そんな状況が一転する事実が判明した。

父は几帳面で、お金の動きや冠婚葬祭のことなどを詳細にノートに書き残していた。結婚してからずっと、子供が生まれたお祝いに誰に何をもらったとか、入院した時の見舞いに誰が何を持ってきたとか、本当に些細なこともすべてノートに残していた。そこに残っていたゆうちょ銀行の口座番号。他にも口座番号はあったのだけれど、解約されているものはせんで消されている。ゆうちょ銀行は解約されていないのか?でも、カードも通帳も見当たらないし。違和感。

ゆうちょ銀行に出向いて、取引履歴の照会を申請した。もっと複雑な手続きかと思ったけど、相続人だから意外にあっさりと話は進んだ。後日郵送してくれる段取りをとった。そして、数週間後に送られてきた取引履歴を見て、驚いた。

父が亡くなる半年前くらいから、不自然に何度も引き出しが行われている。カード限度額の50万づつ何回も引き出されている。はじめは週に1回くらいずつ、父が亡くなる直前には堰を切ったかのように毎日、そして最後は0円になっていた。

このお金はどこに行ったのか。父が出歩いて自分で引き出したとは到底思えないとすれば、だれが引き出したのか。

残された他の銀行の通帳も良く調べたら同じような引き出し方をされた口座が他にも一つ発見されて、それは少し古い年月のものなのだけれど、50万ずつ何度も引き出されて、最後は0円になっている。

争いごとを嫌う父の遺志もあり、法定相続通りでいいよね、仕方がないと思っていたけれど、さすがにこれは見過ごせないと感じた。そして、僕たちも弁護士の先生に依頼して、はっきりさせようと決めた。

弁護士費用も掛かるし、相続で争うなんてバカらしいとも思ったのだけれど、何が起きたのか、どのような経緯だったのか、という事が闇に葬られてしまうのは良くないと思ったし、相手に弁護士がついている以上、説明を求めるにはこちらにも弁護士が必要だろうと判断をした。

父が亡くなったのが冬。使途不明金が見つかったのが春。弁護士の先生に依頼して調停を申し立てたのが夏。そして、もうすぐ次の冬がやってくる。

 

 

長くなったので、続きは次回に。
下の写真は、お気に入りの居酒屋での1品。絶品の天ぷらです。 

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2019年9月

9月5日(木) 長男

今日は昼に長男と妻とランチ。
長男はこの春就職し、一人暮らしを始めている。会社への不満やお金がないことでの窮屈な生活などをポツポツと話す。こうやって話ができること、長男が反抗期を過ごしていた時期にはちょっとかんがえられなかったなあ、としみじみ思ったりもする。自立して、大人になってきているなぁ、と嬉しくも思う。会社への不満は人間関係とかではなくて、組織が起こした不祥事が社会的にたたかれている状況だから、やるせないのも無理もない。新入社員の長男には罪はないからなおさらだけれど、希望に燃えて入社して、出鼻をくじかれた形になっているのは少しかわいそうではある。これで組織が浄化されて、長い目で見れば良くなっていくのかもしれないが、資格を取得して転職を考えようかとか、本人は色々思う所もあるらしい。バイクの中型免許も取って、バイクも欲しいが、お金がないとも嘆く。そうだ、それでいいのだ、若者よ。やりたいけどできない、欲しいけど手に入らない、その状況を我慢しながら何を思うか、何を考えて行動するのか、それが大事なのだよ、とおじさんは思うのであった。そして、こんな風に一緒にご飯を食べながら、何でもないように普通に話す時間がうれしいだけなんだ。

9月9日(月)台風一過

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強力な台風15号が夜中に関東を通過した。寝ている間に通過してくれたのだけれど、その爪痕として、JRが朝から止まっている。駅で足止めされて、出勤できない状態。運転再開まで相当時間がありそうなので、駅前の喫茶店でこれを書いています。

そう言えば、今日は、亡き母の誕生日。母は、早くに亡くなったので、だんだん自分が母のなくなった年齢に近づいていることを思うと、不思議な感覚がある。母の時間は止まっていて、きっといつかは追い越してしまうのだろう。

子供のころに母と一緒に暮らしていたころは、自分が大人になったら何をしているのか、どんな人と出会って、どんな暮らしをしているのか、想像しても全然分からなかった。もちろん想像できていたとしても、その通りにはきっとならなかっただろうな。曲がりくねったり、迷ったりしながら、何とか生きてきて、今の自分がいるのだから。

大人になって、しっかりと生きているつもりでも、「どうして?」と思う出来事は度々訪れる。先のことなんて、本当に分からないんだね。だからいつまでも曲がりくねって生きていくしかないのだろうなぁ。で、いつかずっとおじいさんになって、振り返った時に「ああ、色々あったけど楽しかったなぁ」って思いたい。

 

9月29日(日) 久々にのんびりした1日

早いものでもう9月が終わろうとしている。仕事も忙しいのだけれど、休みの日も義父の入院やら手術やらと色々あって、それに伴う様々なことでバタバタと過ごしていたら、あっという間に1カ月が経っていた。ブログも全く放置の状態。今日は午前中にドコモショップで義父の携帯を解約。その後はやっとのんびりと過ごせています。

昨日はラグビーの日本代表が世界2位のアイルランドに歴史的勝利をした。残念ながらリアルタイムでは見ていなかったのだけれど、帰宅してからスポーツニュースでハイライトを見ているだけで、接戦の様子が伝わってきました。まずアイルランドが2つのトライとトライの後のゴールで12点のリード。ニワカの僕は詳しくはないのだけれど、トライは5点でペナィゴールが3点だから、逆転したいならトライを狙うほうが近道。でもリードされた日本はコツコツとペナルティゴールの3点を積み重ねて、アイルランドを追い上げていく。小さな得点を歴史的な勝利につなげていくひたむきな戦い方には感動したし、そして感心もしました。そして、逆転の瞬間は日本待望の初トライ!こんな奇跡が起こるから、スポーツは素晴らしいよね。試合後に監督はこう語る。
「少なくともこの1年、無意識のうちに過去3年間、今日の試合に集中してきた。アイルランドは月曜日(23日)まで考えなかったと思う」
まさに努力が実を結ぶという素晴らしい試合だったと思います。